■ MSX CG
プレビュー画面も無しにいきなり7枚貼ってしまいました。全部で70KB程度ですのでご勘弁(でもあと1、2枚増えるかも(^^;)。
■ フリーウェアワールド! 公開第1作 1996. 1.20
パソコン通信を始めて、とりあえずCGをupしようと思ってドキュメントを書き始めたところ、「転載条件」を書こうとしてふと考え込んでしまいました。
毎回「お約束」的なことを書くのも面倒な上にあんまし意味もないし、アーカイブのサイズも多少は増えてしまいます。そういう堅い文章を見るのが苦手な人も多いでしょう。
とは言え書かないのも不安ですし、また、「モラルの低い人がいるからわざわざいろいろ書かないといけない」と言うような、「自分と価値観の違う人=モラルの低い人」だと決め付けかねない態度も何か嫌です。モラルが高かろうが低かろうが、配布条件等はなるべく明文化しておいたほうがいいとも思います。
なわけで、配布条件を別アーカイブにして配布しようと考えたのですが、「機種に依存しないテキスト」用のバイナリボードを持ってないBBSも多いのです。そこで、テーマに合わせた(笑)絵を描いて、それに同梱することにしました。昔upしたCGの説明文には片っ端から「配布条件等は第1作(フリーウェアワールド!)に同梱の〜」と書いていたものです。
今でも結構気に入ってる絵です(^^;。それだけに、そのうち少し手直ししてみるかも。
■ まぐろ・MAG 公開第2作 1996.1.21
MAGこと鮪(MAGLO:MAkichan Graphic LOader)フォーマットにちなんだ絵です。
「まぐろのすべて MAGフォーマット開発秘話」(ソフトバンク社刊)という本に触発され、MSXで描きました。硬軟取り混ぜた?妙に読みごたえのある本で、CGに興味のある人ならお薦め出来ます。
当時のドキュメントに「もちろんMAG形式です(違ってたら受けたかも(^^;)」などと書いてありますが、まさかGIFで公開することになるとは思わなんだ(^^;。
■ 時計の向こうに 公開第3作 1996. 4.11
「恋愛イコール悪、男女交際イコール罪…と、ずっと言い聞かされ続けてきたあの頃」…をテーマに描いている漫画の一場面です。全然描き進みません(笑)。
ガラスへの映り込みに挑戦して見ました。
■ おはよう目覚まし楽団 公開第4作 1996.6.12
なぜか6月10日、奇しくも時の記念日に仕上がったこの作品、前回に続いて時計でした。ただ前回のリアルな?時計とは雰囲気を変えて、Dr.スランプ風??に擬人化してみました。
なかなか絵の雰囲気に合ったタイトルが付けられたと自負しています(笑)。
キャラは現実離れしていますが、背景は逆に生活感と言うか日常っぽさを意識して描きました(生活環境によって感じ方は違うでしょうが(^^;)。そう言や、初めてジャギ取りをした絵でもありました。
ちなみに当時から新聞配達をしていたので、朝起きるために目覚まし3個持ってましたが、現在では絵の通り(?)4個になっています。めでたしめでたし!?
■ 夏の終わりの露草(MSX版) 公開第6作 1996.10.8
フルカラーと16色で同じ絵を描くのに挑戦した片割れです。経緯などはフルカラー版のドキュメントに詳しく出ています(^^;。
【フルカラー版】
■ 走矢灯 公開第8作 1997.1.26
やりたいこと無限にあって、何をどうすりゃいいのか判らなくて、空っぽの時間だけが過ぎていく…
というわけで、このホームページのタイトル「走矢灯」の元ネタになった絵です(^^;
落描きの線を整えてペン入れて取り込んで98で大ざっぱに塗って縮小補完してMSXに移して仕上げただけ(おいおい)な絵ですが、今回ちょっと手直ししました。やっぱしジャギ取りは手動でやったほうがきれいみたいです(^^;。
■ 夏の木陰で一息 公開第9作 1997.3.25
実はこの背景、「となりのトトロ」の一場面の模写です(^^;。何でこうなったのかと言うと、話は「夏の終わりの露草(2つ上参照)」を描いた時に戻ります。
その時ほんとは16色版ではこういう塗り方をしてみたかったんですが、ちょっと試してみたものの簡単には真似できなかったし、先に描いたフルカラー版(初挑戦)で気力を使い果たしていたこともあって、結局無難にまとめてしまったんです。
そういうわけですっきりしなかったのを(模写と言う形で何ですが)、ある意味で決着を付けました。フルカラーCGに多い「写真的な自然画」とはまた違う、「絵的な自然画」の世界の雰囲気を、それなりには再現できたと思っています。
実は最初は、ちょっと模写を試してみようと思っただけで、CGとして仕上げる気はあまりなかったんですが(^^;
普段ほとんどパレット固定で描いているので、パレット調整が大変でした。
■ MSXCGを語る
これらのCGはMSXのSCREEN 5モードで描いています。256*212で画面一杯のモードです。なお、MSXの名誉のため(?)に断っておきますと、MSX(2以降)には512*212のモードも有りますし、インターレース使えば512*424まで出せます。実際CGは512ドットモードで描いていた人のほうが多かったです。
しかしSCREEN5は、CG以外では家庭用TVでの表示、スピードやメモリの消費量等を考えて一番多用されていて、一番”MSXらしい”モードでもあると思います。
…で、その上で描かれたCGは、当然「ドットが粗い」ものです。でも逆に言えば味があるとも希少価値があるとも言えるわけです(笑)。実はMSX以外で初めて描いた時は「ありふれたCG」になってしまうのではないかと結構不安だったくらい(^^;。
あとは同じ面積なら、当然ドットが粗いほうがファイルサイズが小さくなります。面積は長さの2乗比例ですから、見掛けに比べて結構効果が高いです。Webでは、せっかくIMGタグのWIDTH、HEIGHTで小さな絵を簡単に拡大できるのですから、もっと積極的に使ってみてもいいのではないでしょうか。
MSXは残念ながらX68000の横256/512ドットモード同様ドット比が1:1でないので、その絵を普通のマシンで見ると残念ながら若干横潰れします。これがなければ、もう少しMSXCGは生き残っていたかもしれないのですが。
なお、今回はレイアウト等の関係で原寸大で貼りましたが、オリジナルの「粗いドット」で見たい方は、解像度に合わせて下のボタンを押して下さい(絵だけ(^^;)。
【2倍角(512*400)】 【3*2倍角(768*400)】 【4*3倍角(1024*600)】
■ 関連リンク
【Team TENPEST】
これらのCGを描くのに使った同人ソフト「ANIMECHA V2」の開発元。元々MASLのような?アニメーション作成ツールなのですが、グラフィックエディタとしてもかなり強力なものです。
【Baboo!】 【Baboo!/CG】
MSX系サーチエンジンと、そのCGカテゴリ。
走矢灯 MSX CG(CG_MSX.HTM)
設置:97/2/8 現構成での作成:98/2/7 〜 2/8 最終修正:98/2/8
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