写真雑誌「SuperSwimSuit(競泳水着伝説名器解説図録)」企画書
著作・編集 カツオ(カツオ私設ギャラリー)
2023年4月6日初版
2023年4月20日更新
2023年4月26日更新
2023年5月24日更新
2023年7月5日更新
2024年2月7日更新
1.コンセプト、企画概要
ハイレグタイプの競泳水着(スポーツ用品メーカー各社が開発・市販した、水泳・競泳専用の女子用水着)は、1995年〜2005年頃に隆盛を極め、毎年各社から個性的で非常に「フェチッシュ」な「機種」が発表され、市販された。しかしその後は、
・高速競泳水着(レーザーレーサー等)の出現
・高速化競争の抑制
・スパッツタイプ競泳水着の普及
・競泳人口の減少
・日本と世界の景気の低迷
などにより、個性的でシャープなハイレグ競泳水着の開発はほぼ行われなくなり、製造・流通量も極めて少ないものになってしまった。
競泳水着はスイマーにとっては「消耗品」であり、また、プールでの使用や着用をしなくても、生地やゴムが経時的に非常に速やかに「劣化」してゆく。
スイマーが実用した物は既に廃棄され、マニアが大切に保管していたものですら、あと十数年のうちに全て朽ちて、着ることも見ることもできなくなってしまう運命にある。
これらのハイレグ競泳水着の中でも、特に人気があり、個性とフェチッシュを兼ね備えたいくつかの機種を、私は「名器」と呼んでいる。
伝説の名器が、実際にどういった競泳水着だったのか? それらが完全にこの世から消えてしまう前に、せめて、画像として、絵として、データとして残し、後世に語り継ぎたい…
カツオがほぼ半世紀をかけて取り組んできたハイレグ・フェチ創作活動の一つの集大成として、競泳水着の伝説的名器を機種ごとに特集した「画像アーカイプ」および「データバンク」となりえる本(またはROM)を 作りたい!・・・それが今回の作品製作企画の契機であり、同時に基本コンセプトでもある。
2.作品の仕様
イメージは'90年代に盛んに出版された、レースクィーン等をテーマにした「写真雑誌」。
<第一集の表紙決定稿>
※成人指定ではなく、全年齢仕様として発刊する。
<仕様>
※各集、A4版、フルカラー印刷本、40〜50ページ、を想定。
※当初全10集を予定していたが、現状では12集に拡大。さらに2〜3テーマ追加される可能性あり。
※基本的には紙印刷の「本」として全巻出版する。しかし当初印刷分が完売後は絶版とし、代わってデータ版CDの頒布を検討する。
<配本計画>
2023年7月17日 第一集(X-FLAT:皆月なる)頒布(ぴたけっと2)
2023年12月31日 第二集(トップインパクトライン:つばさ)頒布(コミックマーケット冬)
2023年12月31日 第三集(ファーストスキン:ノア)頒布(コミックマーケット冬)
2024年夏 第四集(アクセルスーツ:かなり)頒布 予定
2024年夏 第五集頒布 予定
2024年夏 第六集頒布 予定
2024年冬 第七集頒布 予定
2024年冬 第八集頒布 予定
2025年 第九集〜頒布 予定
3.各種募集
・このシリーズの製作資金は、カツオの個人資金のみで行い、クラウドファウンディング等は利用しない。
・一方、物資や情報の面では、多くの「競泳水着好き」の仲間に協力を仰がざるを得ない面もある。
・基本的には、自前の競泳水着、自前の撮影画像、自前の絵や記事で本を構成してゆきたいが、一方で「完全なる保存版」として本を作る上で、どうしても多くの仲間に(金銭以外の)助けを求めなくてはならない部分もある。
・以下にそのための募集内容を記載する。
3-1.女性モデルさん募集
・表紙写真、巻頭グラビア、着用状態での接写による解説写真、全方位写真画像集の一部は、1つの本(一つの特集機種)につき、1名の女性モデルを抜擢し、基本的に新規撮り下ろし写真で構成する。
・1着の水着につき50〜100カットを撮影して、その中から掲載用のカットを選抜する。カラーが3色であれば、それを3回繰り返す。
・通常の立ち姿、さまざまなアングル、ポーズのカットに加え、ローアングル、部分アップ、妖艶ポーズ、ライトな拘束、水濡れなどの「セクシーショット」も含む。ただし、露出、挿入、絡みなどの「アダルトショット」の撮影は行わない。
・モデルさんは、複数巻への登場も可能。
・顔出しである事、販売作品への掲載である事、本の趣旨・内容に同意・賛同していただける事、を前提に、有償(こちらより規定の出演料をお支払いする)にて撮影に参加していただく。
・可能な限り、競泳水着に興味があり、競泳水着を着る事、見る事、撮られる事が好きだというモデルさんに、優先的にお願いしたい。
3-2.保管されている競泳水着の貸し出し募集
・カツオが保管している伝説名器では、既に劣化や剥離が進んでいるものも多い。また、複数のカラーバージョンや派生機種を全て網羅できていないものも多い。
・新規撮り下ろし撮影のために、より完品に近く、保存状態の良い(外観的にも衛生的にも)、対象機種・バージョン・サイズ違い等の提供(貸出、あるいは有償譲渡)を広く募集したい。
・既に協力をお申し出いただいている方には、撮影機種が決定しだい、その都度提供打診のメールを送らせていただく。
・同時に、SNS、HP、そしてこのページでも、広く提供を呼びかける。
・買取でない場合、貸出の代価をお支払いすることはできないが、完成作品の進呈で代えさせていただく。
・貸し出しいただいた競泳水着は、撮影終了後1ヶ月以内に、手洗い洗濯後、返送させていただく。
・古い機種がメインなので、着用しただけで、生地の破損やロゴの剥落が起こる事もありえる。しかしそれに対する、補償、復元の責は負いかねるので、その点をご了承の上でご協力をお願いしたい。
3-3.対象機種に関する情報、データ等の提供募集
・対象の機種の正確な型番、機種名、販売年(年数)、愛称、素材名、カット高さ、カラーバリエーション、サイズバリエーション、経年によるバージョン進展、プリントバージョン、特注限定色、競技会(五輪等)モデルなどの存在やデータについて、 具体的で詳細な情報を求めている。
・特に、「公式カタログを保有している」「箱やタグの記載を伝える」「知識として記録(記憶)している」「製造販売に関わった事がある」「ネット上にココに詳細な記載がある」などの情報を広く求める。
・募集対象の機種が決まり次第、順次告知・広報してゆく。
・情報採用の方には、お礼としてその情報が採用された完成作品を進呈。
3-4.寄稿イラストの募集
・投稿と、こちらからの依頼による寄稿の両面で、各対象機種にまつわるイラスト作品を募集する。
・原稿料をお支払いする余裕が全くないため、無償による寄稿を基本とし、完成本の進呈をもって謝礼に代えさせていただく。
・全年齢向けの本なので、アダルト要素の少ない「一般向け」イラスト(フルカラー)を募集する。
・サイズは印刷所へのB5版入稿標準程度の解像度を基本とするが、アーカイブ作品などそれより粗いものでも構わない。
4.配本予定の機種と募集状況
※基本的にはカツオの「独断」と「偏見」によるもので、カツオ個人の好みと水着の保有状況なども大きく影響している。
※「他にもこれを特集してほしい」という機種があれば、リクエスト歓迎。第二シリーズ以降に採用の可能性もあり。
※掲載順は便宜上のもので、撮影開始や刊行の順番とは異なる。
(2024年2月7日現在)
機種名(機種群) 撮影モデル
募集状況水着貸出
募集状況情報データ
募集状況イラスト
募集状況1
完成arena X−FLAT
撮影終了 募集終了 募集終了 募集終了 2
完成asics トップインパクトライン
撮影終了 募集終了 募集終了 募集終了 3
完成speedo ファーストスキンシリーズ
募集終了 募集終了 募集終了 募集終了 4
撮影終了mizuno アクセルスーツ
募集終了 募集終了 強力に募集中 強力に募集中 5
撮影間近adidas 名器群
募集終了 募集終了 強力に募集中 強力に募集中 6
撮影日
調整中speedo S2000シリーズ
募集終了 着用してもラバーがヒビ割れない水球用、
ボルテックスコントローラ、他強力に募集中 強力に募集中 7
撮影日
調整中arena シンレボリューション
募集終了 青無地、緑無地
募集中強力に募集中 強力に募集中 8 arena NUX(初期)
ほぼ内定 青無地のみ
募集中募集中 募集中 9 asics ハイドロSP(ALS-403)
募集中 「リングロゴ」
完品募集中募集中 募集中 10 ellesse 名器群
募集中 写真掲載以外の色、バージョン 募集中 募集中 11 mizuno ウォータージン
募集中 各色募集中 募集中 募集中 12 asics ハイドロSP(Tライナー)
募集中 各色募集中 募集中 募集中 13 arena 泳法別(スイムテック21)
ほぼ内定 募集終了 募集中 募集中
※ 他にシリーズ化検討中の機種
☆ arenaエールブルー
☆ arenaストラッシュ、ストラッシュJ、ストラッシュJU
☆ arenaタイプF、タイプS
☆ asicsハイドロCD、P2(白アシ)
☆ asicsスプラッシャー
☆ speedoGスーツ、mizunoEスーツ
☆ speedoアクアスペック
☆ speedo(新)フライングフィッシュ
5.連絡、問い合せ、応募、投稿など
公式e-mail dotubo@hotmail.com
サブe-mail katuo8740@gmail.com
twitter @dotubo1 のDM
注)ツイッターのDMだけでもやり取りは可能ですが、具体的に今後連絡を取り合う場合には、別途E-MAILアドレス等も必ずお知らせいただくようにしています。
(ツイッターはいつ凍結や不具合が起こるかわからないので、やりとりの途中で連絡が永久途絶してしまわないように)