22003
<2022年夏コミ用新刊小説本「私と彼女の競泳水着」挿絵>
2022年夏コミ合わせでは、なんと3冊の新刊小説文庫本を出します。
そのうちの1冊「私と彼女の競泳水着」は、副題で「百合風味競泳水着・寄稿短編小説集」と銘打ったように、カツオが初めて挑戦した女性同士の愛欲と競泳水着へのフェチシズムをテーマにした、フェチ小説本です。
絵は、この本の中でカツオが書き下ろした小説「工学部女子・競泳水着をつくる」に添えた挿絵の1枚です。
男子が大部分を占める大学の工学部・繊維工学科の3年生の中で、たった二人の女子が力を合わせて、理想のハイレグ競泳水着を創り出すために、研究に没頭するというお話です。
イメージ的には、「映像研」を、百合風味の女子大生でやってみたかったという感じです。
大山和泉は、長身でスタミナ抜群の現役水泳選手。まじめで内向的な20歳。「貴重な女子」として男子達にちやほやされる事を「良し」としない、潔癖な性格の持ち主です。
一方、佐藤いづみは小柄で美形の20歳。外交的で明るく人付き合いがよく、男子達ともすぐに仲良くなってしまう女子ですが、実はハイレグの競泳水着に激しく興奮してしまう性癖の持ち主で、市場では衰退傾向のハイレグの競泳水着
を復権させるために、繊維工学の知識と技術を駆使して「理想のハイレグ競泳水着」を開発する事に執念を燃やす女子です。
物語は、それまで疎遠だった二人が、「競泳水着」を軸に心を通わせるようになり、協力し合って「理想のハイレグ競泳水着」の研究開発を進める中で、お互いの心と体の距離を徐々に縮めてゆくという流れで展開してゆきます。
果たして「夢の競泳水着」は完成できるのか? そして、二人の「恋」の行方は?・・・そんなお話です。ぜひ読んでみてほしいです。