２０００８

2020年3月25日現在、ゴールデンウィーク開催予定の「夏」のコミックマーケットでの頒布を目指して、新刊同人マンガ本を鋭意執筆中です。 コミケそのものの開催が新型コロナウイルス禍の影響で現時点で不透明ではありますが、仮に中止または延期でも、新刊は当初予定通りのタイミングで完成させ、印刷にかける計画です。
今回の新作は「競泳水着クライシス」シリーズの第１９作目でタイトルは「呪着」･･･タイトルの雰囲気どおり、オカルトホラー仕立ての競泳水着フェチマンガです。
昨年、マンガ制作にいろいろと行き詰まりを感じていたカツオではありますが、そこで長年の夢だった小説本の執筆をやってみて気分がかわり、「何が何でもマンガが上手くならなくては」という意識が少し緩んで、肩の力が抜けて、 かえって、積極的に「マンガ描きたいな〜」と思えるようになりました。そしてかねてからのマンガの製作手順を大幅に見直し、ラフ・下絵のレベルから、液晶タブレットによるデジタル作画に切り替えました。
これまではラフといっても、いきなり線を決めていこうとして、結局人体や表情の歪みを是正できないまま本画に入ってしまう傾向がありました。そこで、ネット上で様々な作家様の制作手法を拝見して、 自分に合った描き方を研究し、まず最初に「ボワッ」とした線でおおまかに「あたり」をとって、そこから線を「削り出して」ゆくようなやり方にトライしてみました（下の絵の左右）。
紙の上でこのやり方をすると、いろんな線や色が画面に交錯していくら消しゴムかけても訳がわからなくなるのですが、デジタルだとレイヤーが使えるので非常にやりやすい事に気づきました。 また、当初はこの「あたりをとる」という感覚がよくわかりませんでしたが、最近は少しずつ修行の成果でわかるようになってきました。
まだ自分の感覚なので、完成画にしてみないとなんとも言えませんが、現時点では、「すこしマンガとして見れる絵が描けるようになったのでは？」と気分はアゲアゲです。どうか今後の展開をお楽しみに！

　　

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